同じ空間にいるのに、異次元にいるとは?

二人は友達

でも話が通じません

通じなくなってしまったというのが正しいでしょう

Aさんは日頃の悩みを述べています。

夫のこと、子供のこと、PTAのこと、義理親のこと等

毎回同じような内容です。

聴いてほしい、わかってほしい、ただ慰めてほしい、褒めてほしいと—–

 

もう一人のBさんは、彼女の悩みの根本原因は、彼女の捉え方で、間違った思い込みの激しさだと

気が付いていながら話を聞いています。

間違いをただせば気が楽になるのはよくわかっていて、

最近 同じことを延々と言っている彼女のことが理解できなくなってきました。

以前はそのような愚痴を二人で共有して、お互い言い合って、面白かったのですが、

トラウマを癒し、多くの気ずきを得て、魂のレベルアップを目指しているBさんにとって

そのような話に興味が無くなり、なぜそのように考えてしまうのか、全く理解不能にもなりました。

そして 彼女のその間違った認識が、その人の個性を創り上げていることを理解した時に、自分の過去でも、そのような大きな間違いを犯して、そのような存在になっていたことがよくわかり、恥ずかしくなってしまうのでした。

これは 今二人が同じ次元に存在していないことです。

Aさんは、「Bさんも私と同じ思いだ」と、勘違いして話をしていますが、これは大きな間違いです。このようなことは、これからもっと多くの人が体験するでしょう。

私たちは 同じ空間に居ながら、異次元に存在しているのです。